coupon

カラー

振袖の着付け方をさらり解説!成人式当日の着付けはどうする?振袖豆知識連載【振袖のコツ!】

自分で振袖を着てみたい方へ

〜着付けの基本と、知っておきたいポイントを丁寧に解説〜

突然ですが、皆さんは振袖を「自分で着付け」したことはありますか?

成人式では、多くの方が美容室や着物専門店にお願いして着付けをしてもらうことがほとんどですが、
実は振袖を着る機会は成人式だけではありません。

たとえば…

・大学や専門学校の卒業式(袴と合わせて)

・親戚や友人の結婚式

・式典やフォーマルな行事

そんな時、自分で着付けができるようになっていたら、とっても心強いですよね。

「でも、着付けってすごく難しそう…」
「プロに任せたほうが安心じゃない?」
そう感じる方も多いと思います。

たしかに、完璧な着付けを1人でこなすのは簡単ではありません。
でも、着付けの流れや構造を知っておくだけでも、当日の動きに注意できたり、ちょっとした手直しが自分でできることもあります!

今回は、これから振袖の着付けに挑戦したい方に向けて、必要な道具や手順、ちょっとした豆知識を【入門編】として、わかりやすくご紹介します。


まずは、必要な道具を確認しましょう!

自分で着付けをする前に、「何が必要か」をしっかり把握しておきましょう。
忘れがちな小物もあるので、チェックリスト感覚でどうぞ◎

✅ 着物類

振袖・袋帯・帯締め・帯揚げ・重ね衿(伊達衿)

✅ 肌着類

肌襦袢・裾除け(もしくはワンピースタイプ)・和装ブラジャー(バストを平らにするためのもの)・足袋・タオル(補正用に4〜5枚ほど)・補正パッド(市販品が便利)

✅ 長襦袢まわり

長襦袢(半衿が縫いつけ済みか確認)・衿芯(長襦袢の衿をきれいに立たせるため)

✅ 着付け小物

腰紐(5本程度)・伊達締め(2本)・前板・後板(帯をきれいに見せるため)・帯枕(帯結びを立体的に)・三重仮紐(飾り結び用)・コーリンベルト(衿を固定する便利アイテム)

✅ その他

髪飾り・草履バッグ・帯留め・しごきなど


着付けの基本ステップ(5段階)

Step 1|下着を身につける

まずは和装ブラジャーを着けて、足袋を履きましょう。
その上から、肌襦袢と裾除けを着て、和装下着が完成です。

🌟ポイント:洋服用のブラジャーはNG!形が崩れやすく、きれいに着付けられません。


Step 2|補正で体型を整える

和装では「寸胴体型」が理想。
ウエストのくびれやヒップの丸みをタオルや補正パッドでカバーし、振袖がなめらかに沿うようにします。

🌟具体例:
ウエストとヒップにタオルを巻き、余った紐でしっかり固定。
市販の「ウエスト補正パッド」を使うとより簡単に整えられます。


Step 3|長襦袢を着る

半衿に衿芯を入れて、長襦袢を羽織ります。
衣紋(うなじ)をこぶし1つ分くらい抜くと、上品な後ろ姿に。

🌟注意:この時、衿の重なりがずれると全体の見た目が崩れます。
マジックベルトやコーリンベルトでしっかり固定を。


Step 4|振袖を着る

振袖を羽織り、左右の裾を重ねて、腰紐で固定します。
おはしょり(帯下にできる折り返し部分)を整え、しわをしっかりのばしましょう。

🌟ポイント:
裾は「くるぶしが隠れるくらい」が理想。
おはしょりは左右で高さが揃っていると、よりきれいに見えます。


Step 5|帯を結ぶ

帯結びは少し難しいので、最初はシンプルな「文庫結び」がおすすめ。
三重仮紐を使って羽根を重ねて、帯枕で高さを出し、帯揚げ・帯締めで仕上げます。

🌟代表的な帯結びの種類と手順

文庫結び(ぶんこむすび)アレンジ

初心者にも人気。基本形をアレンジして豪華に。

特徴

・リボンのような形

・清楚で可憐な印象

・帯結びの基本の「き」

手順(アレンジ文庫の一例)

  1. 手先を約50cmとり、肩に預ける。

  2. 胴に2巻きしてしっかり締める。

  3. たれ先をひだにたたみ、羽根をつくる(左右2枚ずつ)。

  4. 羽根の中心に帯締めを通して固定。

  5. 残った帯を花のようにたたんで、文庫の上に重ねてボリュームを出す。

  6. 帯締め・帯揚げで整える。


立て矢結び(たてやむすび)

振袖に最もよく使われる代表的な帯結び。

特徴

・豪華でシャープ

・高さがあり後ろ姿に迫力

・成人式や式典向け

手順(基本的な立て矢)

  1. 手先を長め(1m弱)にとり、仮ひもで肩に留める。

  2. 胴に2巻きしてしっかり締め、結び目を前で整える。

  3. たれ部分で「羽根」を複数つくる(3〜5枚ほど)

  4. 羽根の中心を仮ひもでしっかり固定。

  5. 羽根を立体的に立てるように整える。

  6. 手先を巻きつけて中心に差し込み、結び目を隠す。

  7. 帯締め・帯揚げを使って安定&装飾する。


ふくら雀(ふくらすずめ)

伝統的で格式高い結び方。結婚式などにも使われます。

特徴

・丸みのある立体感

・優雅でおめでたい印象

・難易度高め

手順(簡略版)

  1. 胴に2巻き、結び目はしっかり固定。

  2. 羽根部分を左右に広げながら丸みを持たせて折る。

  3. 中心を紐でしっかりしばり、膨らみを持たせる。

  4. 残りの帯で結び目を隠し、後ろに美しくまとめる。

  5. 帯揚げで包むように整えて完成。


📌 帯結びのアドバイス

・帯の硬さや柄の出方で仕上がりが変わるため、事前に試し結びと入念な練習が絶対必要です!

・帯枕、仮ひも、帯締め、帯揚げは取りやすい場所に事前に用意しておくことが大切

・写真映えを意識して、後ろ姿だけでなく横から見たラインもチェック

・動きやすさと崩れにくさも大事!着用者に合わせて調整を。


その他、着付けの豆知識

●「肌襦袢」と「長襦袢」は何が違う?

肌襦袢:直接肌に触れる下着。汗取り・肌の保護の役割

長襦袢:着物と肌着の間に着るもので、衿や袖口に見える部分の美しさも演出


● なぜ補正が必要なの?

振袖は「平たい布」でできているため、凹凸のある体にそのまま着せるとしわが寄ったり崩れたりしてしまいます。
補正によって「なだらかな体型」を作ることで、着姿が美しく安定し、長時間着ていても楽になります。


まとめ

振袖が自分で着られるようになる、人に着せることができるようになるためには、事前の入念な準備と練習が必要です。

せっかくのお祝いの成人式が、着崩れて残念な思い出になってしまうと取り返しがつきません。

自分で着るぞ!という人は、今日の記事を参考の第一歩にして、着付けの勉強を深めていきましょう!



堺市・和泉市周辺で振袖レンタル、購入するなら「おりえん」にお任せください!

おりえんには、日本中から集めた色とりどりの振袖がいっぱい!最新トレンドの帯・小物も充実しているから、お嬢様のなりたい振袖姿が叶います。

また、優しく丁寧なスタイリストが、あなたにぴったりの振袖コーディネートをお手伝いいたします。成人式を完全サポートするフルセット&特典も充実。

オトナになるあなたの大切な成人式を、もっと安心で、もっとかわいく。成人式をもっと特別にするお店、「振袖専門店おりえん」です。

振袖のことなら、レンタルや購入、ママ振りもお任せ!まずは気軽にお問合せください。

■ お電話の場合は 072-299-8037

■ 来店予約はこちら 来店予約フォーム

■ LINEでのご相談はこちら 公式LINEからお問合せ

■ 振袖カタログ請求はこちら カタログ請求フォーム

全国対応!<送料無料>振袖ネットレンタルはこちら おりえんONLINEレンタル公式サイト

◇振袖コレクションを見る方はこちら 振袖コレクション

◇成人式当日のお仕度(無料)会場一覧はこちら 成人式お仕度会場一覧

◇お店のMAP・アクセスはこちら 店舗情報